炭酸整体とは

二酸化炭素が水に溶けたものを炭酸水と言います。この炭酸水を患部に照射することで患部の柔軟性を高め、整体の効果をより上げるという施術方法を当院では症状によって取り入れています。
炭酸を使った身近なものではヘッドスパや洗顔料に使われていたりコーラなどのジュースとして使われていたり温泉では炭酸泉として楽しめたりします。

医療現場でも動脈硬化による血流障害の改善に炭酸足湯が使われていたりと炭酸は私たちの生活で意外と身近にあるものです。
日本では250ppm以上のものを効果がある炭酸泉として定義していますが、ミュンヘン大学による発表では、炭酸ガスの効果が得られるための最低濃度は400ppmと言われています。

また医療で使われて効果を得ることができるのに必要な炭酸の濃度は1000ppm以上の炭酸泉です。
市販の炭酸入浴剤では60～100ppm、コカ・コーラは3000ppmと言われています。

当院で施術に使う炭酸は3500ppmですが、これ以上高い濃度だと水に炭酸が解けないので炭酸水の中で最も高い濃度の炭酸を使うことで施術の効果が得られています。

炭酸の知られざる凄い効果

炭酸の効果は実にたくさんあります。
シャンプーや洗顔として使ってからだの外から得られる効果と炭酸水として飲むことでからだの内側から得られる効果とがあります。

炭酸はタンパク質に吸着するという性質があります。これにより炭酸水で洗顔すると汚れを吸着してくれるので毛穴の汚れが取れてきれいなお肌になります。
他にも炭酸水は頭皮にも良い影響を与えることが分かっています。
炭酸水を頭皮にかけると頭皮の皮脂汚れを除去して更に血行を促進するも効果があります。

炭酸水を飲むことでからだの内側から得られる効果には疲労回復やダイエット効果、便秘解消効果などがあります。

（疲労回復）
からだは使い続けていると疲労物質を溜め込んでしうようになるのですが、炭酸には疲労物質を中和する効果があるので疲労回復に役立ちます。

（便秘解消）
朝起き抜けに炭酸水を200ml程度、だいたいコップ1杯飲むと良いです。この時によく冷やした炭酸水を飲むのがポイントです。
冷えた炭酸水は腸の蠕動運動を活発にする効果があるので便秘解消が期待できます。
＊炭酸水は飲み方によって食欲が増すこともあれば食欲を抑えることもできます。

（ダイエット）
ダイエット目的で炭酸水を飲むときは500mlの常温の炭酸水を食事前に飲むようにすると良いでしょう。常温の炭酸水を飲むと蠕動運動が鈍り食欲が抑えられ食べ過ぎを防いでくれます。

炭酸は皮膚から浸透させると飲んで摂取するよりも4倍の効果があります。
当院では高濃度の炭酸を皮膚から浸透させる「炭酸整体」を取り入れています。

（当院の高濃度炭酸の効果）
①皮膚細胞が酸素を充分に受け取るため新陳代謝が活発になる
②細胞へたくさんの酸素が送られるため傷の治癒を早める
③筋肉が柔らかくなり関節可動域（関節が動く範囲）が広くなる
④血流が良くなることで血中の老廃物を押し流してくれ疲労回復効果がある
⑤血流が良くなることで基礎代謝が上がり痩せやすくなる
⑥血管が拡張するため血圧が下がる
⑦血行促進になり体温が上がり免疫が上がる

当院の炭酸施術

当院では炭酸がこれ以上水に溶けないぎりぎりの高濃度の炭酸水を使用した施術をしています。
この高濃度の炭酸水を使った施術をしているのは奈良市では当院だけになります。

当院の炭酸水を皮膚にかけると皮膚を通って毛細血管まで入ります。
毛細血管に炭酸が入ってくると脳が異物が入ってきたと錯覚をおこします。それにより異物を流そうとする結果、血管は4倍に拡張し大量に血液が送られます。血流が良くなることで筋肉の深部まで柔らかくなり関節の動く範囲も広くなります。さらに大量の血液と一緒にたくさんの酸素が送られるため組織の修復も早くなります。

当院では猫背・姿勢矯正の時にこの炭酸を使用しています。
この炭酸を使用することで痛みなく筋肉が柔らかくなるので姿勢矯正の効果が増します。