奈良市の整体なら「咲かす鍼灸整骨院」痛みやシビレを早期に根本改善

症状(痛み)がある時は冷却?温熱?

痛みや症状があるとき、冷やすのが良いのか?それとも温めるのが良いのか?

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答えは冷やすです!

当院にいらっしゃる方の9割は「今まで温めるのが良いと思っていました。」とおっしゃいます。

実は・・・冷やしても温めても血流はよくなります。

そして冷やしても温めても鎮痛効果が期待できます。

では何が違うのでしょう。

痛みがある場所は炎症を起こしています。

その炎症している場所を温めるということは、そこにさらに熱を加えることです。

すると体は急いで熱を捨てようとします。

それによって血行が良くなるのです。

図6では、冷やすのはどうでしょう。

冷やすと血管が一時的に収縮しますが、冷やすことを
やめると一気に血液が流れ出し血流がよくなります。

冷やすことは安全に炎症を取り除き、血流を良くしてくれます。

ただし、冷やす時にもいくつかの注意点があります。

 

*冷却時のポイント

氷のうを使って冷やすこと
(アイスノンは-16℃くらいまで下がり凍傷を起こす可能性があるので使わないでください)

30分以上連続で冷やさないこと
(これも凍傷の危険があるので、30分冷やしたら15分以上休憩してから、再度冷やすようにしてくださいね)

 

鎮静効果は?

では、鎮静効果についてはどうでしょう。

人間の組織はタンパク質で出来ているため、熱に弱いです。

神経も同じです。

40℃以上の加熱を続けると破壊が始まり、温度や痛みに対する感覚が鈍くなってしまい、一時的に痛みが緩和したように思います。(神経が鈍くなり痛みを感じにくくなっている)

実際は熱破壊によってさらに痛みが増してしまい炎症を長引かせてしまいます。

冷やすことで熱はスムーズに捨てられ(排熱作用)、細胞は新鮮さを保ち温度が戻ってきた時には本当の意味で回復を促したことになります。

もう少し分かりやすくいうと・・・

私たちが普段食べている魚や肉もタンパク質ですよね。温かい場所に置いておくと痛んでしまいます。逆に冷蔵庫にいれて冷やしていると新鮮さを保てますよね。

 

図20

卵もタンパク質です。この卵を40℃以上で温め続けると固くなりゆで卵になります。すなわち変性して形を変えてしまうのです。これが人の関節で起こるとどうなるでしょう。

 

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壊れた関節の熱があるところに、さらに熱を加えるので破壊が進みますその結果、関節が太くなってしまいます。(変形)

 

アイシングの効果

アイシングには様々な効果があります。

①炎症を取る
②血流を良くする
③関節を潤滑する
④緩衝作用(関節に弾力をもたせる)
⑤圧迫
関節を強くする

※冷やすと新陳代謝が活発になります(古いものが新しいものに次々と入れ替わること)

※新陳代謝により、関節包内の古い滑液を外に出し、新しい滑液を関節包内に入れることができます。

当院ではアイシング(冷やすこと)の方法やタイミングをお伝えし、安全にアイシングができるようにご指導しています。

また、施術にもアイシングマッサージを取り入れています。

 

*身体を冷やしてもいいの?

冷やすと聞くと身体が冷えても大丈夫?

私は冷え性だから余計に身体が冷えてしまわない?

といった不安の声を聞くことがありますが、結論を言うと大丈夫です!

勘違いされる方も多いですが、氷で痛い部分を冷やす事と、身体が冷える事は全く意味が違います。

身体が冷えるというのは、真冬に薄着で長時間外に立っていると身体の芯まで冷えてしまいます。

場合によっては風邪をひいてしまいます。

これは身体にも良くないですからお風呂にゆっくり入って身体を温めてくださいね。

R一方、氷のうで痛い場所を冷やしても患部は冷えますが身体は冷えません。

もちろん冷やしている間は冷たいですが2~3分経つと慣れてきて、アイシングを終えると血行が良くなりポカポカしてきます。

ですから、冷え性の方でも安心してアイシングはしてください。

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